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光化学反応の光源としてレーザーを用いて,構造の特異な化合物の合成や高分子材料の高性能化・機能性付与に関する研究を行っている。たとえば,高分子膜表面に高強度の紫外パルス光であるエキシマレーザー光を照射して,新しい機能性薄膜が作製できる。レーザーによる表面反応技術では,クリーンな環境において迅速に多様な化学反応がマイクロメーターの高精度で処理できる(写真1)。 写真2は,ヒドラジンガス中に置いたフッ素樹脂(ポリ四フッ化エチレン)に文字パターンのマスクを通してエキシマレーザー光を照射し,露光面のみ親水化させた後,ニッケル化学めっき処理した試料である。フッ素樹脂は高周波特性に優れた電気絶縁材料であるが,表面が撥水・撥油性であるために金属膜と接着しにくいので,これまで応用分野が制約されていた。本方法は新しい電子回路基板の作製法を提供するだけでなく,化学・機械・医療分野などへの応用が期待される。
写真l レーザー装置および反応容器
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