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エネルギー技術における物質工学


(平成10年度物質研:研究発表会)


 物質工学の研究を通じて,科学や産業の発展,安全で豊かな社会づくりに貢献することを目指し,鋭意研鑽を積んできた物質研の研究成果の発表会が去る10月16日(金)に工業技術院筑波研究センター共用講堂で開催されました。当日は民間企業や大学関係の参加者を含め約480名の多数の方々の参加を得て,活発な議論が行われ盛会裡に終了致しました。物質研として第4回目の今回は,「エネルギー技術における物質工学」をメインテーマとして,当所の『反応プロセス』,『新材料』,『計測・理論』,『エネルギー・環境』の四研究分野の一つである『エネルギー』分野の研究成果を中心に,9件の口頭発表と49件のポスター発表が行われました。
 また東北大学科学計測研究所の水崎 純一郎教授が『これからどうなる,20年目の「エネルギー材料工学」と10年目の「環境エネルギー科学」』と題した特別講演を行われました。講演内容は公害とオイルショックで始まる1970年代から地球環境時代の今日にいたる間のエネルギー研究の視点の変化を辿り統計データを総覧しつつ,エネルギー研究の今後を探るものであり,その示唆に富む内容は,参加者はもちろん,当所の物質工学の研究に大いに役立つものでありました。そして,当日会場での発言や,また後日集計したアンケートの中にも,当所の研究に期待する数多くのコメントがあり,今後の研究開発の方向に大いに参考となりました。皆様のご期待に応え,すばらしい研究成果を挙げる為,鋭意努力して参りたいと思っております。

(記:水田  進,水上 富士夫)


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